ニュースの情報元は新聞から

新聞がなくならない理由

インターネットの台頭により「新聞はいずれなくなるのではないか」と危惧されることがあります。私は、「今後も、絶対なくなることはない」そう思っています。もちろん、根拠があります。

新聞社・出版社・放送局とマスメディアのなかで一番古い歴史を持つ新聞社は、テレビ、ラジオ、雑誌などを含めた報道メディアの「基幹産業」としての役割を担っています。

また新聞離れの原因でもお話させて頂きましたが、ニュースサイトの多くは、新聞社からの情報提供により成り立っている現状があります。

発信元である新聞社が消滅してしまえば、それらのメディアからもニュースがなることになります。その結果、ネットやテレビやラジオから、今のレベルでニュース情報を見聞きすることが、限りなく難しくなります。

そう考えると、ニュース情報の大本の新聞は今後も存続すると考えるのが普通でしょう。ニュースは降って湧いてくるものではないのですから。

ニュース情報の大本は新聞から

「圧倒的な記者」により「圧倒的な取材力」を生みだす新聞

新聞の強みは、なんといっても他の媒体にはない「圧倒的な取材力」にあります。朝日新聞社の従業員数は全国で約4,000人。連結会社を含めると約12,000人にものぼります。(※販売店の従業員数ではありません)

これだけの規模の人員維持ができるのは、読者の皆さまから頂いている購読料という資金があるからに他なりません。

「圧倒的な資金」により「圧倒的な記者の雇用維持」ができ「圧倒的な取材力」を生みだしているのです。

ネット媒体で新聞社ほどの取材は不可能

一方ネット媒体の多くは、サイト上に掲載されている広告収入により運営を行っています。新聞社ほどの人員を雇用するのに広告収入だけでは明らかに資金不足です。

それならばと独自ニュースサイトの運営を推進し、記者の人員を確保するため有料化に踏み切ると、そのとたんに読者は離れていくでしょう。

ネットは月額料金さえ支払えば、なんでも無料で利用できるというのが常識の世界。それは電子化がなかなか進まない、書籍を見れば明らかです。